| ※ 松田×新一、少し15禁描写あり my real lover 冷たい貴方の口唇が、僕の身体を熔かす ** 接吻 「おら、着いたから降りろ」 「え、と、あの・・・・・僕の家に送ってくれたんじゃ・・・・・」 「見りゃわかんだろ?お前んちはここじゃねぇ」 「そんな・・・駄目です・・・・・今日はもうお付き合いできません」 「なんで?」 「もう、限界なんです・・・・・これ以上惨めな気持ち溜めたくない」 今日一日で気分はどん底だ。彼の目の前にいると彼を手放したくなくて、でも近くにいるほど不安になって・・・このままでは八つ当たりしてしまいそうだった。そこまで見っとも無い真似をする前に彼の前から姿を消したい。 嘆願するように絞り出された声に、松田の表情が曇る。 「・・・・・どういうことだ?」 「も・・・、いいんですよ。松田さんの好きにして下さい。覚悟はできてますから。表でタクシー拾って帰ります・・・」 自分から別れを切り出すのは無理だから、せめてこれ以上あなたにのめり込む前に僕を切り捨てて。 「待てよ」 車から降りてさっさと去ろうとする新一の腕を強く掴んで引き止めた。 「オレの好きにしていいんだろ?だったら、ついて来いよ」 「松田さん、・・・でもっ・・」 「早くしろ」 「・・・・・わかりました」 いい加減、自棄になって松田の背中を見ながら後ろからついて行く。 室内駐車場にたくさん車が止まっているところを見ると大きな建物のパーキングなのだろう。 無言で歩を進める松田は慣れているのか躊躇いなく階段やエレベーターを使って目的地へと向かって行く。 しばらくするとここが都内のマンションであることがわかった。 「ここだ」 鍵を開けてドアを開くと新一が低く声を発した。 「ここで何か事件でも?」 「オレの部屋だよ」 驚く新一の身体を中に押し込んで素早くドアを閉めて鍵をかける。 文句を言おうと口を開いた新一の口唇に温かい感触が伝わった。 「ん・・・・っ・・・」 はじめは軽く触れるだけですぐに離れ、互いの視線が今までにない距離で交差する。 何が起こったのか理解できない新一は呆然と松田を見た。 するとさっきとはうって変わって優しい口調の松田が新一に笑みを見せた。 「お前、眼きつく閉じすぎ。普通に瞑ってみな?」 ワケもわからず松田に言われるがまま眼を閉じると今度は強く口唇を重ねられた。 慣れない刺激に逃げを打つ新一の身体をドアに押し付けて、さらに身体を密着させる。 「ん・・・・んんっ・・・!」 無意識に松田の肩を押し返していた手を掴まれて頭の上に片手で固定され、新一の両腕の自由が利かなくなる。 それを機に新一の唇をなぞっていた舌が口腔へと侵入した。 逃げる新一の舌を絡めとり、淫猥な音を奏でながら口内全体を舐め回すと新一の腰がガクンと少し下に下がった。 落ちないようにと松田は片腕で腰を支えて深いキスを続ける。 「ふ・・・ぁっ・・・・んぅ・・・」 身体がアツイ・・・このまま熔けてしまいそうだ・・・・・・ 普段冷たいくせにこんな情熱的なキスができるなんて、やっぱりこの人は狡い。 「やっ・・・・・あ・・はっ・・・」 自分の口から溢れる唾液と嬌声が信じられなくて手に力を入れてもがくも松田の片手に簡単に押さえられて身動きが取れない。 されるがままに口内を犯されて、口が離れたときには新一の息は上がって肩で息をしていた。 「はっ、・・・・ハ・・ァ・・・」 頭上に手を固定されたままドアに寄りかかって息を整えていると段々冷静さを取り戻し、きっと松田を睨んだ。 「なんで、こんなことっ!」 「好きにしていいんだろ?覚悟もできてるってさっき言ったよな?」 「それはっ・・・」 別れる覚悟であって、無理やりキスされることではない。 「大胆なこと言うよな、お前」 にやっと笑うと新一を横抱きにして部屋の奥へと入っていった。 「松田さんっ!降ろして下さいよ!」 「駄目だね。お前わかってねーみたいだから、きっちり教えてやるよ」 身体にな・・・・・ +++++++++++++++++++++++++++++++ 目を覚ますと隣に愛しい人の寝顔があった。細いが逞しい腕に頭を乗せていて、腕枕をされて寝ていたのだとわかり、急いで腕から頭を退ける。 お互い何も身に纏ってなくて恥ずかしさに布団に包まる。 昨夜の謝罪を思い出して一人呟いた。 「自分の誕生日忘れるなんて、信じられない」 「お前だって毎年忘れてるらしーじゃねーか」 「わっ・・・・・・!」 返ってきた返事に驚いて身を起こそうとしたが、あらぬ所に走る痛みにまたベッドへと逆戻りしてしまった。隣で肘をついてにやにやと笑っている男を恨めしそうに睨む。 「起きてたなら言って下さいよ・・・・・」 「寝覚めのキスでもしてくれるかと思って待ってたんだよ」 「しませんよ!昨日のが初めてだったし・・・」 「そうだったのか?」 「そんなことよりっ!昨日の埋め合わせはしてもらいますよ?」 「約束すっぽかしたことか?」 「ハイ」 「それなら昨日身体で・・・・って睨むなよ」 涙目で顔を赤らめて睨む新一にふっと笑って、新一の首に手を回し顔を引き寄せて軽くキスをする。 「まずはオハヨウだろ」 「オハヨウゴザイマス・・・・/////」 「んで、埋め合わせに何すりゃいいんだ?」 「え、と」 何をして欲しいかと問われるとすぐに思い浮かぶのは 「あの、・・・・・が欲しいです」 昨夜、霞む意識の中で聞いた気がするがはっきりと意識のあるときに聞きたい言葉があった。それがないとまた自分は同じことを繰り返すことになると思うから。 「そういうことはベッドの中じゃねーと言えねーんだよなぁ・・・・・」 新一の言葉に苦笑いを浮かべ言う松田に無理な頼みだったかとしゅんとしてしまう。 そんな新一にまた泣かれるのは勘弁だと松田は新一の望みを叶える決心をした。 「新一、好きだ。お前は誰にも渡さない」 「・・・・・っ、・・松田さん」 耳に直接贈られた言葉に感極まって、結局新一は涙を流して松田の胸に抱きついた。 「おいっ、泣くなって・・・・・」 どうやら相当新一の涙に弱いらしい松田はやれやれと新一の頭を撫でて、なんとか泣き止ませようと試みる。 「新一、今日どっか行くか?」 「・・・・仕事は?」 「休みとった」 「なんで、そんなに優しくなってんの・・・・?なんか、松田さんじゃないみたいだ」 眼に涙の痕を残して微笑む新一はとても嬉しそうだった。 「ちょっと・・・・・な」 何故か新一とのことを知っている萩原に、そのうち愛想つかされるぞと脅されて焦っているなどとは口が裂けても言えなかった。 「嬉しいけど、無理しなくていいよ。素っ気ない松田さんも好きだから」 「新一・・・・」 寄せられる慕情がどこから来るのかわからないが、自分をここまで想ってくれる彼を傷つける事だけは絶対にしないと誓った。年下の少年に心底惹かれている自分を松田は今更ながらに自覚した。 シャワーを浴びて、出かける準備をしていると新一が照れくさそうに手の平サイズの箱を渡した。 「なんだ?」 「一応・・・・・プレゼント」 「マジ?」 「何にしていいかわかんなかったから、財布にしました。松田さんの壊れてたから」 「サンキュー」 ほんとはもっと恋人らしい物にしたかったのだが、松田の気持ちを疑っていたあの時は無難にこれに決めたのだった。 無愛想な松田の破顔した顔に新一は頬を染めた。 「どこに行きたい?車があるからどこでも行けるぜ?」 「とりあえず、朝ごはん食べたいです」 「了解」 行き先なんてどこでもいい。隣にあなたがいれば。 「あ、そうだ。新一」 「はい?」 「後で、感想聞かせろよ?オレの言ったこと正しかったか」 「言ったこと・・・・・・・?」 「運転技術とエッチテクは密接な関係にあるのかってこと」 「・・・・・っ!・・・ノーコメントですっ!」 松田の言葉に首まで真っ赤にしてずんずんと先に歩き出してしまった。しばらく後ろから見ていると、案の定分かれ道で立ち往生している新一に含み笑いをして肩に手を回して自分の方へ引き寄せた。 傍から見ればラブラブな二人はこの後散々萩原にからかわれることになるのだった。 .end ひとまず終わりです。楽しかった・・・・。 一応温い本番もあるので見たい方は下のアドレスの●●●の部分に松田さんと新ちゃんの名前(notファミリーネーム)の総画数にプラス1したものを英語にして入れて下さい。 哀ちゃんとコナンちゃんの場合は9+6+1=16=sixteen 21からはtwenty-oneのようにして下さい。けっこう面倒くさいかな? コピペ推奨(^^; /novelの後にms-lover-●●●.html |